緑色凝灰岩 十和田石 価格
150×150×15mm 530円
150×300×15mm 1,059円
200×200×15mm 941円
200×400×15mm 1,881円
300×300×15mm 2,118円
400×400×15mm 4,752円
150×150×22mm 530円
150×300×22mm 1,059円
200×200×22mm 941円
200×400×22mm 1,881円
300×300×22mm 2,118円
300×450×22mm 3,177円
300×600×22mm 5,566円
300×900×22mm 8,349円
400×400×22mm 5,431円
400×600×22mm 8,547円
十和田石は、秋田県北部に位置する大舘市比内町で産出されています。
大舘市比内町は、町の南東部は高い山々が聳え、北西部には平地の広がる、東西に屑川が横断する地勢を成したところです。
2005年、比内町は、市町村合併により大館市に編入されました。
十和田石を産出する町内の採掘場は、今から1000万年ほど前に形成された岩山に坑口を設け、坑内掘りにより電動カッターで切り出しています。
十和田石は保温性にも優れているために、内装材、門柱、石堀など、幅広い用途に使われる人気の高い石材です。
十和田石は、岩石の小さい結晶が火山灰によって固められて岩石になったため、海底のミネラルを豊富に含んだ凝灰岩の一種です。
十和田石の表面は無数の小穴が開く多孔質の特徴を備えています。
また同じ軟石種の大谷石と比べると強度が高く、水に濡れると発色の鮮やかなライトグリーンに変わるのが特徴です。
十和田石は水を吸収しやすく、水を吸った際の色合いの美しさから、浴室の床面や浴槽など、水まわりで使用されることの多い石材です。
また水回りの床で使用される理由の一つとして、無数の穴(多孔質)によって空気や水分を吸収・吐出するので滑りにくなるということもあります。
十和田石は耐水性、耐火性、耐摩耗性に優れており、そして加工しやすい石材です。
青白色の地に青緑色の地紋が入った十和田石は安らぎの天然石として人々に親しまれています。
【メンテナンスについて】
十和田石自体はアルカリ性なので、カビや菌が繁殖しにくい環境を作ります。
多孔質なため、細孔と呼ばれる細かな穴が多く、その穴にゴミや洗剤などが入りやすいです。
その穴にゴミや洗剤などが入ったままにしておくと、カビなどが発生する原因となります。
浴室の床などに使用されるときは、
十和田石には何も塗布せずそのまま使用することをお勧めします。
床の洗浄には中性洗剤などで洗浄して、その後の水洗いを十分にするだけでメンテナンスとして十分です。
大浴場とかの床や壁で、十和田石にカビが発生しているところがありますが、十和田石が原因では有りません。
そのカビは十和田石の細かい穴の清掃を十分にしていない結果だと思われます。
専門のメンテナンス業者に以上のことを伝え、頻繁に清掃してください。
【施工上の注意】
・多少の寸法誤差がありますので、目地幅は5mm程度を確保してください。
・御影石、大理石などのような、目地仕上げ時、流しトロ工法は変色します。
・土足等で汚れを吸う心配がありますので、施工後、土足で歩行しないでください。
・セメントのアク(白華現象)を避けるためには、裏面処理をすることをお勧めします。
・ビル内装工事で十和田石の退色を避ける方法として、表面処理する方法があります。
・浴室の床や浴槽内は、表面処理する必要がありません。